高血圧原因 - Shapic

こんなものまで原因!?高血圧の見逃しがちな原因も教えます

高血圧の原因となる要素は数えだしたらきりがありません。こちらでは、出来るかぎり幅広く原因につい高血圧に考えられる原因をまとめ、ひとつひとつ紹介していきます。詳しく調べたいなと思ったら個別の記事も一緒に確認してみてくださいね。

高血圧の原因は様々な病気のリスクをあげる

健康問題のひとつとしてよく取り上げられる高血圧です。高血圧になると動脈硬化や心臓病、脳卒中など様々な病気のリスクが上がることからその数値の重要性が分かります。血圧が高くなる原因を見ると自分で治せそうなものが多くありますが、実はそれだけではありません。

そもそも、高血圧のほとんどは原因が特定できていない状況なのですから。

高血圧には次の章から説明するような多くの要因が絡まっています。そのため、ある患者を診てどのような原因で高血圧になったのかを当てることはできないのです。ただし、「対処ができない高血圧が殆ど」ということとは違います。あくまで高血圧に関わる因子が複合的に絡まっているだけなのです。

しかしながら、高血圧のメカニズムに分かっていない部分が多いのも事実ですから高血圧=本人のせいだけでないと心得て、次の章に進みましょう。

誰でも気を付けたいのが生活習慣

高血圧は生活習慣とのかかわりが深い症状として知られています。高血圧になっている人は、脂肪で血管が狭まっていることや血液量が増えていることが多いのでこのような原因と密接にかかわる食生活と、代謝に関わる運動を見直したいです。

暴飲暴食

高血圧になりやすい食生活は高脂肪高カロリーの食事、塩分の多い食事、お酒を飲む習慣などです。

脂肪を摂りすぎると血管が狭くなる

血管が狭くなるのは、脂肪の一種である悪玉コレステロールが原因です。悪玉という名前の割には体のために仕事をしているこの成分ですが、適正より増えてしまうと血管に入り込んで太らせてしまいます。この時に白血球も一緒に取り込まれるためさらに膨らみやすくなります。最初は一部が腫れたようになり、そこをプラークと呼びます。プラークがどんどん大きくなると血管を狭くして、その分血圧が上がってしまいます。

血管がどんどん狭くなっていた人の中では半分以上がプラークで埋まってしまったり、プラークの体積の方が血液が通る部分より多かったりという人もいます。プラークの性質として厄介なのが血流ではがれやすいことと、血管を固くしてしまうことです。

まず、プラークは脂肪の塊なので非常にやわらかいです。そのため、血流によってはがれて毛細血管を詰まらせることがあります。特に大きなプラークは大きな血管を詰まらせるため油断できません。また、毛細血管を詰まらせる場合でも脳のような重要な部位で脳梗塞を起こすこともあります。

つぎに、プラークは血管を固くします。血管が血圧の変化に耐えられるのは柔軟性を持つからなので、脂肪がついて血管が固くなると、破れやすくなります。これこそが動脈硬化がおそれられる理由で、万が一大きな動脈が破れた時は大量出血を覚悟しなくてはいけません。

このような状態を改善するためにはカロリーを減らすことと、血管を正常にするDHA・EPAを摂取することが求められます。DHA・EPAは血管や血液に付いた脂肪を落とす働きがあるので、血管を広げてくれます。DHA・EPAは青魚に多く含まれているので積極的に食べるほか、サプリメントで補うことも有効です。

塩分は血管内の水分を増やす

塩分の多い食生活は体に余計な水分をため込んでしまいます。そのため、血液の量も増えてしまい高血圧になってしまうのです。塩分とはナトリウム量のことです。

血液の量が多いということはすなわち血管への負担が大きくなることにつながります。よって心臓の疲労や、脳の血管破裂といったリスクが高まります。
また血管に入りきらない水分が皮膚に溜まります。これをむくみと呼びます。

この高血圧は塩分を薄めるために起きているので水をたくさん飲み、塩分を排泄することで改善できます。塩分の排泄に重要な成分はカリウムで、ナトリウムとのバランスを保つために働きます。よって、カリウムを十分に摂取すると高血圧だけでなくむくみにも良い効果があります。

アルコールも水分を増やし、代謝を悪くする

アルコールは体に水分を取り入れようとすることや代謝を悪くすることから高血圧にはお勧めできません。ただし、少量であれば血圧を下げる効果も確認されています。

運動不足

運動不足は体の代謝を悪くしてしまうため老廃物がたまってしまいます。代謝の悪い状態では脂肪の燃焼も十分にできないし、筋肉の衰えにも対応できません。運動は公欠AGAを下げるだけでなく心肺機能の向上にもつながります。

ストレス

ストレスは、血管を収縮させる交感神経を刺激するので血圧が高くなってしまいます。さらに心臓の鼓動も早くするため血管と心臓の両方の負担が気になります。ストレスを感じるのは普段の生活環境や心の問題、他には睡眠不足やホルモンバランスの乱れなどがあります。

ストレスは神経バランスを乱すことから臓器のトラブルや更年期障害などの原因にもなると考えられています。適度なストレス発散と休息は欠かせませんね。

高血圧には体質や遺伝が関わることも

どんな体質が高血圧になりやすいのか?

高血圧になりやすい体質と言えば肥満です。肥満の人は脂肪が多く血管にも脂肪がたまりやすいです。また、肥満の人は脂肪の圧力で血管が狭くなることもあります。

つぎに、もともと高血圧であるという人もいます。このような人は心拍数が人より速かったり血が出やすかったりしますが、それで生活の支障がなければ無理に治すこともないでしょう。

高血圧と遺伝の関係は良く分かっていない

そして、高血圧には遺伝が関わっています。高血圧の人が親族にいる人はそうでない人に
比べてそのリスクが高いことが分かりました。

基本的には、両親が高血圧であれば50%、片方の親が高血圧であれば33%の確率で子供も高血圧になると考えられています。ちなみに、両親ともに高血圧でない人でも5%程度の確率はあると考えられています。

このような人は本人の責任ではないのに高血圧になってしまいますが、通常より高い程度であれば様子を見るだけで大丈夫です。また、現代人は色々な高血圧要因にさらされていることもあるため、遺伝がその人の高血圧にどのくらい関わっているのかも計測しづらいのが現状です。

高血圧が遺伝しやすいことは分かっていますが、その原因となる遺伝子までは特定できていません。一応アンジオテンシノーゲンという遺伝子が有力のようです。アンジオテンシノーゲンとは血管の収縮に関わるアンジオテンシンを生み出すものです。

妊娠高血圧は妊婦のせいではない

また、妊娠によって高血圧になる人もいます。これは妊娠高血圧症候群と呼ばれる病気で、かつては妊娠中毒症という名前でした、条件は140/90以上の高血圧であり、かつタンパク尿が確認されることです。

この症状は子宮と胎盤をつなぐ際にらせん動脈がうまく形成されないことで起きますが、なぜらせん動脈がうまく形成されないのかはまだ分かっていません。妊娠高血圧になる人の傾向として15歳未満あるいは35歳以上での妊娠、BMI25以上、初産などの情報がありますが、これも確実とは言えません。

問題なく出産できる人も多い反面、妊娠高血圧が本当にひどい場合は臓器の損傷や脳出血など母体の命に係わる事態になります。

残念ながら明確な治療法が見つかっているわけではないので、これからの研究結果に期待ですね。

高血圧妊娠