高血圧症状 - Shapic

高血圧ってどんな症状?知っておくべきはこのサイン!

自覚症状が分かりにくいことから、サイレントキラーとよく言われる高血圧。しかし、実は高血圧の自覚症状はありますし、何より定期検診の際に数値が高ければそれを下げる努力を始めればよいのです。ここでは、高血圧がどのように進行していくかと進行した後にどんな病気が待っているのかを紹介します。

高血圧の初期症状は?

自覚症状がないわけではない

高血圧は自覚症状がないと説明されることがあるものの、実はあります。ただ、それが非常にわかりづらいのです。高血圧にはその原因によって「本態性高血圧」と「二次性高血圧」に分かれるのですが日本人で高血圧になる人の9割は本態高血圧と考えられます。

本態性高血圧とは「原因が特定できない高血圧」のことを言います。高血圧になる原因は食生活の乱れ、運動不足、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、遺伝、体質、寝不足と多いため、どれが高血圧に直接かかわっているかが分からないのです。

逆に、高血圧によって起こる症状も他の症状との区別がつきづらいことから「○○だから高血圧」という判断に迷う状況です。ちなみに、二次性高血圧とは腎臓の病気など明らかな原因があるものです。

高血圧の初期はこのような症状が出ます。

  • めまい
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 肩こり
  • 貧血
  • 目の充血
  • 軽い倦怠感や息苦しさ

高血圧は”血圧が高くなる”状態のこと

血圧が高い状態をもっと分かりやすく言えば血液で血管が押し広げられている状態と説明できます。血管が広がっている状態ではその分、周りの組織に圧力がかかります。そのせいで色々な痛みが発生するのです。

例えば、脳の血管が膨張した時はそれが頭の神経を圧迫することから頭痛やめまいが起こります。ただ、高血圧の初期においては軽いものしか起きないです。頭痛は単純に疲れた時にも起きますから、高血圧との判断が難しいですね。目の充血も一時的に血圧が上がっただけで起きます。

耳鳴りは、耳の近くの血圧が上がることで血が流れる音が聞こえるのではないかと言う説があります。しかし、殆どの耳鳴りは原因不明なのでほんの参考程度におぼえておくくらいでOKです。そして肩の筋肉を圧迫すると肩こりにもなります。逆に、肩の筋肉を使いすぎて血流を圧迫することでも肩こりになるため、これも高血圧のサインと断定するのは難しいです。

貧血が高血圧によって起こるのは意外ですが、貧血とは血圧の差が大きい時に酸欠状態になってしまうことを言います。そのため、高血圧の人は症状として現れやすいです。さらに、血圧が高い状態は心臓の活動も増えているため軽い倦怠感や息苦しさを感じますがあくまで少し感じる程度です。

基本的には数値に従って行動すること

このように、高血圧の初期症状は高血圧を断定するにはあまりに弱いです。よって自覚症状で判断するくらいなら数値で判断した方がよほど確実です。血圧を計るときはその正確性を高めるために病院の他に自宅でも計るとお勧めです。

高血圧と呼ばれるのは130/85以上からで、そこから140/90以上の1度高血圧、160/100以上の2度高血圧、そして180/110以上の3度高血圧と上がっていきます。1度高血圧までは基本的に生活習慣の改善で治しますが、2度高血圧以上の場合は降圧剤の出番が増えていき、3度高血圧の場合は間違いなく降圧剤を必要とします。どこを初期と中期というかはそれぞれですが、3度高血圧は間違いなく重症と考えられますね。

高血圧予防のために普段からできること

高血圧は自覚症状を感じたら血圧を計ることが重要です。そして、血圧が高いと分かったら生活習慣の改善をしましょう。高血圧に効果のある食生活はカロリーが少なくDHA・EPAが取り入れられたものです。DHA・EPAは血管を詰まらせる脂肪を減らし、血液をサラサラにすることから血圧の改善にはうってつけの栄養素と言えます。

高血圧の症状はどのように進行していくのか

高血圧が進行すると血管に負担がかかる

高血圧が進行するとき、血管に負担がかかっていきます。そうすると異常がなかったはずの血管が圧力に負けない様にと固くなっていくのですが、そのせいで血管が柔軟性を無くしていきます。同様に心臓も固くなることで不整脈や心不全の原因となることもあります。

さらに、脂肪や糖質をたくさん摂っている人は大変です。ただでさえ固くなる血管に悪玉コレステロールがたまってしまい血管が狭くなってきます。また、赤血球や血小板にも脂肪がついてきます。

この状態では代謝が悪くなるため肌荒れを引き起こすこともあります。まれに高血圧によって交感神経がかっぱるになることで下痢になることもあるようです。

心臓に負担がかかるときの自覚症状

血管に負担がかかる自覚症状は出ませんが、血液を送るポンプである心臓への負担で自覚症状が出ます。初期でも感じられた息切れが「おかしいな」と思うレベルになり、動悸や胸の痛みも加わります。よりひどい時には呼吸困難になることもあります。

脳に負担がかかるときの自覚症状

脳に負担がかかるとさらに強い頭痛を感じることがあります。あくまで程度の問題ですが高血圧の状態が続いていると、いずれ脳の血管が切れてしまうリスクがあります。中期でも、血栓が脳に詰まる脳梗塞が起こることもあるので高い数値が出た時はしっかりと降圧剤を飲んで治療しましょう。

腎臓に負担がかかるときの自覚症状

血圧が高いとその分腎臓への負担も増加します。特に塩分を摂りすぎて血圧が上がっているときは血液量そのものが増えているため、頻尿やむくみといった症状が出ます。どちらも体に水分が多いことが原因となるものなので、長続きするようなら高血圧を疑うのも悪くありません。逆に、高血圧でなくてもむくみで体重が急増するならそれは病気ですし、慢性的な頻尿も病気です。

高血圧が進行するとこのような状態になる

血管が脂肪で満たされている

そして、高血圧の状態が続くと血管が死亡で満たされていきます。最終的には血液の通れる場所が小さくなってしまい、常に息切れを感じるようになります。この状態では酸素の供給も代謝も上手くいかないため体に悪いものがたまっていきます。

この状態では血管が固まってしまっているためいつ破れるか分かりません。特に動脈が死亡で固まっている状態を動脈硬化といいます。動脈硬化は動脈が破裂した時に自覚症状を感じるので未然に発見したいものです。

血液がドロドロになっている

血液がドロドロになってしまうと毛細血管に血栓(血小板の塊)が詰まりやすくなってしまいます。また、プラークの一部がはがれて血栓となることがあります。このようなものが心臓に詰まると心筋梗塞、脳の血管に詰まると脳梗塞となります。心筋梗塞の自覚症状は激しい痛みや呼吸困難、脳梗塞の自覚症状は強い頭痛やめまいですが、そうなった時にすぐ対処するのは難しいです。

もし、あまりにひどい不調を感じるようであれば遅くとも2時間以内に通院するように字てください。

臓器の働きが弱ってしまっている

臓器の働きが弱くなるのも高血圧の結果です。特に心臓が弱ってしまうと不整脈や心不全になるため、呼吸のリズムが崩れ、少し動いただけで動悸息切れがするようになります。
また、腎臓が弱くなると尿の色や性質が変わります。このような状態が続くと腎臓の機能が止まることもあります。

他の臓器も血液が通っている以上血圧の影響を少なからず受けます。よって高血圧の症状も初期~後期にわたって全身に現れるのです。

高血圧症状